PDFのメタデータを一括削除
PDFに埋め込まれた作成者名・タイトル・作成ソフト名などの情報をまとめて削除します。 削除前に見つかった項目を一覧表示するので、消えたことをご自身で確認できます。 登録不要・無料で、PDFはサーバーに送信されません。
当サイトのツールは、サーバーへのデータ送信を行わず、すべてお使いのブラウザ(クライアントサイド)で処理が完結する仕組みを採用しています。
1. PDFを選ぶ
クリック、またはドラッグ&ドロップ
PDFに対応。複数ファイルをまとめて選択できます
ファイルを選ぶ2. 見つかったメタデータ 0
こんなときに使えます
Wordやパワーポイントから書き出したPDF、スキャナで取り込んだPDFには、 見た目には出てこない情報が付いて回ります。作成した人の名前、会社で使っているPCのユーザー名、 使ったソフトの種類とバージョンなどです。本文を隠しても、この情報は別のところに残ります。
- — 社外への提出資料:見積書や提案書を送る前に、作成者名や社内のファイルパスの痕跡を消す
- — 配布用の資料・テンプレート:もとの作成者や社名が入ったまま、別の人の名義で使われるのを防ぐ
- — 公開する報告書・白書:ウェブに載せる前に、社内向けのタイトルや下書き時の件名を消す
- — 法律・契約関係の書類:やり取りの過程で誰がいつ手を入れたかという編集履歴を残したくない場合
- — 個人で配布する電子書籍・同人誌:使っている変換ソフトの名前や、PCの環境が分かる情報を伏せておく
使い方(3ステップ)
-
1
PDFを選ぶ
上の枠をクリックしてPDFを選ぶか、フォルダから直接ドラッグ&ドロップします。複数ファイルをまとめて選択できます。 読み込むと同時に、削除前の中身の確認が始まります。
-
2
見つかった項目を確認する
各ファイルのカードに、検出したプロパティ(作成者・タイトルなど)とXMPメタデータの有無が表示されます。 何も見つからなかった場合はその旨が表示されます。この時点ではまだ削除は完了していません。
-
3
ダウンロードする
「すべてZIPでダウンロード」を押すと、メタデータを削除したPDFがまとまって保存されます。1件だけ欲しいときは、カードにある保存ボタンを押します。 元のファイルはそのまま残ります。
PDFのメタデータは2箇所にある
「PDFのプロパティを消しました」というツールは他にもありますが、 実はPDFのメタデータは1箇所ではなく2箇所に別々の形式で存在します。 片方だけ消して「削除完了」と表示するツールは少なくありません。
① Info辞書(プロパティ)
PDFの古くからの仕組みで、タイトル・作成者・件名・キーワード・作成ソフト名・作成日時・更新日時が入ります。 「ファイル」→「プロパティ」で見えるのは主にこちらです。
② XMPメタデータ
Adobeが策定した新しい形式で、RDF/XMLという構造化データとしてPDF内部に埋め込まれます。 Info辞書と同じ項目に加え、編集ソフトの履歴や権利表記まで記録できます。
この2つは別々の場所にある独立したデータです。Info辞書だけを空にしても、XMPは無傷のまま残ります。 Word・Adobe Acrobatなど多くのPDF作成ソフトは、この2つに同じ内容を二重に書き込みます。 片方しか消えていないPDFを渡してしまうと、「消したはず」の作成者名や編集履歴が XMP側から読み取れる状態のまま相手に届きます。
このツールは、Info辞書の全項目を削除するのと合わせて、 PDF全体(カタログ)とページごとに埋め込まれたXMPメタデータの両方を検出して削除します。 対象を辞書から取り除くだけでなく、参照が外れたデータそのものも消すため、 ファイルの中を直接調べても中身が残っていません。
処理の結果は「1. 何を見つけたか」「2. 何を削除したか」の両方を画面に表示します。 見つかった項目が0件だった場合、それはツールが動いていないのではなく、 もともとメタデータが入っていなかったという結果です。
確実に消すためのコツ
確認は削除後のファイルで行う
ダウンロードしたPDFをAdobe Acrobat Readerなどで開き、「ファイル」→「プロパティ」の説明タブを見れば、 作成者・タイトル・アプリケーションの欄が空になっているかを確認できます。 画面のプレビューだけで判断せず、実際のファイルを開いて確かめるのが確実です。
パスワード付きPDFは先に解除する
暗号化されたPDFは、中身を読み取ることも書き換えることもできないため、 このツールでは処理できずエラーとして表示されます。 PDFを開けるソフトでパスワードを解除し、暗号化されていない状態にしてから読み込み直してください。
本文中の文字までは消えない
このツールが扱うのは、ページの外側にある付帯情報だけです。 本文のテキストや、スキャンした画像に写り込んだ文字は対象外です。 本文に書かれた社名や個人名を隠したい場合は、PDF編集ソフトでの黒塗りが必要になります。
入力フォームの記入内容や添付ファイルは別の仕組み
役所・保険の申請書のように入力フォームが組み込まれたPDFでは、 過去に入力した氏名や住所がフォームの側に残っていることがあります。 また、PDFに別のファイルが添付されている場合、その添付ファイル自体は削除されません。 これらはInfo辞書やXMPとは別の仕組みのため、このツールの対象外です。 心当たりがある場合は、PDF編集ソフトでフォームや添付ファイルの中身も確認してください。
配布ルートを二重化しない
メタデータを削除したPDFを、メタデータ入りの元ファイルと同じ場所(同じメールの過去のやり取りなど)に 残したままにすると、意味がありません。配布に使うのは削除後のファイルだけにし、 元ファイルは社内の保管用フォルダなど別の場所で管理してください。
よくある質問
PDFはサーバーにアップロードされますか?
いいえ。このツールはすべての処理をお使いのブラウザ内(クライアントサイド)で実行します。選んだPDFがサーバーへ送信されることはなく、ページを開いた後であればインターネット接続が切れた状態でも動作します。
PDFのメタデータには何が含まれますか?
大きく分けて2種類あります。ひとつは「プロパティ」とも呼ばれるInfo辞書で、タイトル・作成者・件名・キーワード・作成ソフト名・作成日時・更新日時が入ります。もうひとつはXMPメタデータと呼ばれる別形式の情報で、同じ項目に加えて編集履歴や権利表記が記録されていることがあります。このツールは両方を検出し、両方とも削除します。
削除する前に、何が入っているか確認できますか?
できます。PDFを読み込むと、削除する前に見つかったプロパティの項目とXMPメタデータの有無を一覧表示します。ダウンロードするのはそのあとです。何が入っていたか分からないまま消すのではなく、確認してから進められる作りにしています。
本当に削除できたことをあとから確認する方法はありますか?
確認できます。ダウンロードしたPDFをAdobe Acrobat Readerで開き、メニューの「ファイル」→「プロパティ」を選ぶと、説明タブの作成者・タイトル・アプリケーションの欄が空になっています。追加のメタデータタブがある場合は、そちらにXMPの情報が表示されますが、こちらも空になっているはずです。
PDFの中身(本文やレイアウト)は変化しますか?
変化しません。このツールが変更するのはメタデータの部分だけで、ページの文字や画像、レイアウトはそのまま保たれます。パスワードが設定されていないPDFであれば、見た目上は元のファイルと区別が付きません。
パスワード付き(暗号化)PDFは処理できますか?
処理できません。暗号化されたPDFを選ぶと、一覧にエラーとして表示され、その他のファイルの処理には影響しません。黙って除外するのではなく、処理できなかったことが分かるようにしています。パスワードを解除してから読み込み直してください。
一度に何個まで処理できますか?
個数の上限は設けていません。ただし処理はブラウザのメモリ上で行うため、扱える数は端末の性能とファイルサイズに左右されます。数十個を超える場合や、1個あたりのページ数が多い場合は、少しずつに分けると安定します。
会員登録や料金は必要ですか?
どちらも不要です。登録なしで無料で利用できます。
関連するツール
消したいのはデータだけですか? 紙の書類はどうしていますか?
PDFのメタデータを整理する習慣がある方は、印刷した下書きや不要になった契約書の処分にも気を配っているはずです。 家庭用のシュレッダーが1台あると、紙の書類もその場で処分できます。
Amazonのアソシエイトとして、Kaeru Tools は適格販売により収入を得ています。